札幌アーユルヴェーダのホーリーバジルの畑に秋が訪れていました。
視界に入る色彩が違います。
青々としていた畑の野菜の色がすっかり秋っぽさを増し、空の色も、空気も、数日ですっかり変わっていました。
ホーリーバジル(トゥルシー)は「比類なきもの」という意味を持ち、多くの効用がさまざまな文献に書かれているようですが、特に咳や風邪、発熱に効果があるといわれています。
”家庭と女性の守護神、それがホーリーバジルです。かつて、ヒンドゥーの女性は寺院へ行って礼拝することがままならなかった。それゆえ、家にあってこの植物を神として拝んだのでした。”(奇跡のハーブ:ホーリーバジル -その薬効と治療法- / ヤシュ・ライ著・大矢泰司訳 より引用)インドには「家に牝牛がいて、ホーリーバジルがあれば、病気や不幸はその家にはいることができない」という諺があるほど、ホーリーバジルは神聖な植物として信仰の対象にもなっています。
そんなホーリーバジルも、北海道で育てるハーブ園や農家さんが多くなり、苗もよく見かけるようになりました。
本当にたくさんの可能性を秘めているこのホーリーバジル。
今年はじめて札幌アーユルヴェーダで種から育て、たくさんの苗が育ちました。
今後は雪が降る前に種採りの作業です。
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